メタバースで使うアバターの作り方
メタバース空間で、自分自身を表見する時アバターはとても大切です。
今回はメタバースで使用するアバターについて書きたいと思います。
メタバースで使用するアバターとは
メタバースはバーチャル上に形成された仮想空間です。その中で、自分自身の代わりに行動するのがアバターです。
なので、アバターはメタバースでの自分の身代わりや自分を写す鏡のようなものです。
世界で自分だけのアバターを1体制作してそれだけ使うユーザーもいれば、色々なアバターを入手して服のお着替えのように使い分けるユーザーもいます。
アバターの表現方法は、ユーザーによってさまざまです。
メタバースサービスによってアバターの制限がある
メタバースサービスによって、オリジナルのアバターを使用できない場合があります。
これは、データ容量の問題やサービスのコンセプトによる理由があります。
メタバース空間は、3DCGで制作されています。データ容量も大きくなってしまうため、どうしてもアバターの制限が必要となってきます。
特にアバターはデータ容量が大きくなりがちです。テクスチャ、ポリゴン数、ボーンの設定など細部までこだわると、とてもデータ容量が多くなります。このアバターが1仮想空間内に何十体も表示させた場合、ディバイスにかかる負荷はとても大きくなってしまうのです。
デフォルトアバターをカスタマイズしかできないメタバースサービス
アバターはデータ容量やサービスのコンセプトなどの問題から、サービス運営がある程度カスタマイズできるアバターを用意しているケースがあります。その一例を書いていきます。
Decentraland(ディセントラランド)
The Sandbox(ザ・サンドボックス)
Fortnite(フォートナイト)
上記の3つはメタバースでも有名なサービスです。
アバターは、サービス内にあるカスタマイズツールを使用して、自分自身のオリジナルアバターを制作することができます。パーツは限定的ですが、自分の好みにカスタマイズ可能です。
オリジナルアバターが使えるメタバースサービス
続いて、完全なオリジナルアバターを使用できるサービスです。完全なオリジナルアバターになると、もはや人の形ではなく、動物や乗り物など異形のアバターになってきます。
cluster(クラスター)
VRchat(VRチャット)
上記2つはメタバースサービスでも有名なメタバースです。データ容量の制限はあるもののオリジナルのアバターを制作して使用することができます。
メタバースで使用するオリジナルアバターを簡単に作る方法
メタバースで自分オリジナルのアバターを簡単に作りたい人むけに簡単に人型のアバターが制作できるサービスをご紹介いたします。
・VRoid(ヴィロイド)
人型のアバターを制作する場合は、このVRoidがとても便利です。とても操作が簡単で、説明がいらないほど操作方法がシンプルにされています。
目や瞳、口、体といったパーツを選択して大小に変形させるだけでオリジナルの人型のアバターが制作できたり、テクスチャに描きこむことで自分だけのオリジナルアバターを作ることができます。
データ形式が「VRM」という形式なので、これに対応しているサービスであれば、使用できます。
先に述べたメタバースサービスであるclusterもVRM形式を採用しているので、VRoidで制作したアバターをすぐにclusterに持っていくことが可能のです。
クオリティの高いメタバースアバターを自分で作る方法
クオリティの高いアバターを制作するには、3DCGを制作ツールが必要になってきます。
代表的なものが、「MAYA(マヤ)」です。多くのゲーム会社で使用されています。ただ、月額費用が結構かかるため、はじめて3DCGを始める方にはおすすめできません。
次に有名なツールが「blender(ブレンダー)」です。このblenderは無料で使用できます。しかもMAYAと引けを取らない操作性能を持っています。一般のクリエイターは、blenderで制作している人がほとんどです。
次に必要になってくるのがゲームエンジンです。代表的なものが、「unity(ユニティー)」と、「UE(アンリアルエンジン)」です。
ゲームエンジンは、ゲームを制作するときに必要な要素がつまった環境開発ツールです。
一般的にunityは低スペックで、マルチデバイスに使用できます。
対して、UEは高スペックで、クオリティの高いゲームが制作できます。
メタバースで使いたいアバターを購入するには?
アバターを作るのは面倒くさい。クオリティの高いアバターが欲しいって思う方は購入されることをお勧めします。
メタバースで使用するアバターを購入するには、メタバースサービス内で販売しているものを購入するか、BOOTHで購入ができます。
BOOTHとは、個人のクリエイターたちが制作したものを販売しているECサイトです。
ユーザー数も多く100万人以上が利用しています。ここでは、メタバースで使用するアバターや3Dモデルからイラストやギミックと個人のクリエイターたちが制作したあらゆる分野の商品が売られています。
BOOTHで販売されているアバターの例をご紹介していきます。
https://twozerozepto.booth.pm/items/4533724
https://nanairo-factory.booth.pm/items/4537883
https://satoco-illust.booth.pm/items/4535944
アバターは平均2500円~5000円程度で販売されています。
メタバースで使用するアバターの制作を依頼する
自分で制作するのは無理。でも、世界でたった一つのオリジナルアバターが欲しい。そう思う人は、クリエイターに依頼して制作をお願いすることをお勧めします。
当サイトでも、オリジナルアバターの制作をしています。
一般的にオリジナルアバターの制作には、1ヶ月以上かかります。予算としては、1体あたり20万~30万円程度必要になります。ただ、アバターによっては予算を抑えることもできるので、詳しくは「お問い合わせ」よりご連絡下さい。
まとめ
メタバースで必要なアバターについてご紹介しました。簡単にアバターが作れるツールや、販売しているアバターが購入できたり、クオリティの高いアバターを制作するには、3DCGツールやゲームエンジンを使用することをお伝えしました。
メタバース内で活動していると、自分だけのオリジナルアバターがどうしても欲しくなります。そんなときは是非、アバター制作を依頼されることをお勧め致します。
詳しくは、下記の「お問い合わせ」よりご連絡下さい。
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