メタバースを使った自治体の活用事例
地方自治体がメタバースをどのように活用しているのかご紹介いたします。
多すぎたので、都道府県ごとにご紹介いたします。
メタバースを使った自治体の活用事例
北海道
自治体:岩見沢市
「岩見沢市人材教育・活躍支援促進事業コンソーシアム」
岩見沢市人材育成・活躍支援促進事業の「お試しテレワーク・オンライン説明会」を2022年8月25日に開催し、岩見沢市と名古屋市とメタバース内に会場を設けておこないました。
青森
自治体:青森県
「アオモリバース」
主人公がアオモリバースという青森県の観光地をイメージした仮想空間をめぐる動画を制作しPRをされています。
秋田
自治体:秋田県
「あきた移住・交流メタバース万博」
秋田県は本県への移住促進をテーマとしたメタバース空間「あきた移住・交流メタバース万博」を活用した移住・交流イベントを定期的に開催しています。
岩手
自治体:岩手県
「黄金の國。いわて。」フードショーinメタバース
生産者の販路開拓・拡大に向け、県外当の実需者とのマッチング機会を創出するために生産者と実需者の商談会をメタバース上で開催しました。
山形
自治体:山形県(山形大学)
「ヤマガタリアルメタバース研究所」
イノベーション創出に関する連携協定締結企業及び県内の大学生、高校生がスタートアップステーション・ジョージ山形に集い、「XRに触れ・学び・新技術を使って新しい事業やサービスを生み出す拠点」をつくります。
宮城
自治体:宮城県
「伊達武将隊と行く!丸森メタバース街歩き」
宮城と人々を繋ぐことを目的にメタバース化した丸森町を「奥州・仙台おもてなし集団伊達武将隊」と一緒に旅するオンライン観光ツアーです。
茨城
自治体:茨城県
「メタねば~ス!!~ねば~る君になってかんじるいばらきライフ~」
いばらき県央地域移住・定住促進協議会が主催した、いばらき県央の魅力をバーチャル空間で体験できるメタバースイベント「メタねば~ス!!~ねば~る君になってかんじるいばらきライフ~」を令和5年2月4日に開催しています。
群馬
自治体:群馬県
「tsukurunメタバースプロジェクト」
県では、デジタル技術を使って新しい価値を創造するデジタルクリエィティブ人材の育成と活動に力をいれており「ぐんまのクリエィティブ拠点化」をすすめています。その一環として前橋市にある若者人材育成拠点「tsukurun」の利用者が制作した作品を展示するワールド「tsukurun meta」をメタバース内で制作し、イベントを開催しています。
埼玉
自治体:埼玉県
「バーチャル埼玉」
埼玉県の観光スポットを疑似体験できるようなバーチャルコンテスを令和5年11月にオープンします。
千葉
自治体:木更津市、君津市、富津市、袖ヶ浦市
「市職員合同メタバース婚活イベント」
千葉県の4市市職員による合同メタバース婚活イベントを実施。4市の若手職員らでつくる「かずさ4市メタバースコンパ実行委員会」主催で24人が参加しました。職員による検証実験の一環として開催され、結果多くのカップルが誕生しました。
東京
自治体:江戸川区
「メタバース区役所」
インターネット上の仮想空間に区役所を開設し、一部の行政サービスが受けられるメタバースの実証実験を始めました。行政サービスの効率化と利便性を高めるのが狙いで庁舎を再現し、来訪者は職員のアバターと対話することができます。
山梨
自治体:甲府市
「甲府市メタバース 心のよりどころ空間/森の相談ルーム」
ひきこもり支援の一環として2023年10月10日よりメタバースを活用したひきこもり相談室を開設しています。
長野
自治体:阿智村
「阿智村メタバース商店街」
人口約6400人の阿智村は昭和30年代の賑わいを取り戻し、新たなビジネスチャンスを創生するため、メタバース空間に昭和レトロな商店街を再現する計画を進めています。
新潟
自治体:新潟市
「新潟市の名所をバーチャルで再現。「KURASUTO」」
KURASUTOのワールドは新潟駅から古町までの(新潟駅、万代、古町をつなぐ都心軸はほぼ2キロメート)の名所をバーチャル空間で表現しています。
福井
自治体:越前市
「越前市メタバースこころの保健室」
メタバース空間を活用し、ひきこもり当事者やその家族などが個別相談できる空間でひきこもりに関する啓発と個別相談を行います。
岐阜
自治体:岐阜県
「ぎふデジタルの日2022」
県では、「岐阜県デジタル・トランスフォーメーション推進計画」に基づきオール岐阜でDX推進するためにメタバースを利用してオンラインイベントを開催しました。
静岡
自治体:焼津市
「バーチャルマーケット2022 winterに出展」
メタバース場で行う世界最大のVRイベントに静岡県焼津市が二度目のブース出展を行いました。メタバース上でマグロの一本釣りから解体ショーまで楽しめる特設ブースを出展し焼津市の魅力を発信しています。
愛知
自治体: 瀬戸市
「バーチャル瀬戸」
市内の街並みをインターネット上に再現した「バーチャル瀬戸」を公開した。市が主催する小学生向けのCG制作講座の発表の場や住民同士の交流や地域の魅力発信など多彩な用途へ期待が高まっています。
三重
自治体:三重県教育委員会
「3Dメタバースを活用した交流会」
三重県教育委員会は不登校の中学生や高校生が他者や会社と繋がるきっかけをえるためにオンライン空間での居場所つくりに取り組んでいます。その一環として3Dメタバースを用いたイベントを開催しました。
滋賀
自治体:彦根市
「Virtual Remix Japan TM(バーチャルリミックスジャパン)」
日本文化や魅力を国内外に伝えるメタバースイベントに彦根城、ひこにゃん・いいのすけが登場しました。
京都
自治体:亀岡市
「KAMEOKA VIRTUAL HISTORIA-亀岡バーチャルヒストリア」
「亀岡市デジタル文化資料館構築事業」でデジタルプラットフォームを公開。亀岡市の歴史や自然・文化資源に触れることができるメタバース空間「KAMEOKA VIRTUAL HISTORIA」公開しました。
大阪
自治体:大阪府・大阪市
「バーチャル大阪」
万博開催に先がけ、大阪の都市魅力を国内外に発信し、万博への期待感を高めるために都市連動型メタバースを制作しています。
兵庫
自治体:養父市
「バーチャルやぶ」
「バーチャルやぶ」は、かつて日本一のスズ鉱山として栄えた明延鉱山の坑道跡を見学したり、吉本興業所属のタレントとコラボした採掘ゲームを楽しんだりすることができるほか、この鉱山で運行されていた「一円電車」に乗り、観光名所を巡ることができます。
奈良
自治体:宇陀市
「第2回先輩移住者QQQのQ」
メタバースを活用した田舎暮らしや起業に関心のある人を対象とした移住イベントを開催しています。
和歌山
自治体:白浜町
「バーチャル白浜」
2021年10月に開催されたストリートアートのイベントに連動し、メタバースを取り入れた「バーチャル白浜」を開催しました。仮想空間内で自身の作品を出品したりギャラリーを設置したりしてイベントに参加できます。
鳥取
自治体:鳥取県
「メタバース課」
架空の組織「メタバース課」を設立。日本初となる自治体オリジナルのAIアバターを職員として採用しました。メタバース課はメタバース内での情報発信を通して、「メタバース関係人口」の創出することを主な目的としています。
島根
自治体:出雲市
「メタバース縁結び」
メタバース内での婚活イベントを開催しました。市が「メタバース婚活協会」などと協力して企画し、2023年6月よりスタートしています。
広島
自治体:三原市
「メタカープ×三原市」
広島テレビ放送株式会社と広島東洋カープがカープファンクラブ会員向けサービスとして提携しているメタバース空間を活用して三原市の特産品をはじめとした市のさまざまな情報を発信するメタバースコンテンツの開発支援を行っています。
山口
自治体:萩市
「萩市ふるさと納税」
メタバースを使用して萩市のふるさと納税の返礼品を展示します。萩市の公式キャラクター「萩にゃん。」が来場者を迎えるメタバース空間となっています。
徳島
自治体:徳島県
「徳島県 藍・LED特設展示」
同県の地元の製品を紹介する「徳島県 藍・LED特設展示」をclusterでオープンしました。リアルとVRの相乗効果で情報発信の強化が図られます。
香川
自治体: 琴平町
「琴平Community World」
こんぴら狗と金刀比羅宮への参拝やアート交流施設など琴平町の観光名所を巡ることができるメタバースとなっています。
福岡
自治体:福岡市
「メタバース活用によるビジネス創出支援金」
福岡市内のクリエィティブ事業者に対してメタバースを活用した事業を行う際に必要な経費として100万円以上を上限とする支援を行っています。
佐賀
自治体:嬉野市
「デジタルモール嬉野」
2022年9月23日、西九州新幹線の同日開業に合わせて、メタバース「デジタルモール嬉野」のサービスをい始めました。嬉野温泉駅とその周辺の街並み、観光地、仮想の駅前広場「うれしのまるく」をメタバース空間に構築したものです。
長崎
自治体:長崎県
「メタバース活用アドバイザリー」の公募
長崎県がメタバース活用に注力するために人材を募集していました。
熊本
自治体:天草市
「天草メタバース計画」
天草のもつネームバリューやコンテンツを融合させてハイクオリティな「天草」を世界へ発信しブランディングアップする計画です。
鹿児島
自治体:日置市
「あなたのふるさと」
「日置市観光PR武将隊プロジェクト」の一環として「すぐそこにある日本のふるさと」をメタバース空間に構築しています。制作等には寄付を募り目標の220%集まり、大注目なプロジェクトとなっています。
まとめ
メタバースを活用している自治体を調べて驚いたことは、多くの自治体でメタバースを利用した取り組みがおこなわれていることです。上記に記載がない都道府県の地方自治体でも、企業ベースでは、メタバースを色々と使用されていました。
地方創生とメタバースの組み合わせや、ひきこもり対策、自治体のPRなど多くの分野で使用されていました。
今後も、メタバースを活用した取り組みは、さらに多くなり具体的に専門的になっていくのだと感じました。
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